アントシアニンについて

眼球の網膜に光が射すと視細胞の中のG蛋白質共役型受容体(GPCR)の一種である視覚の光受容体ロドプシンという物質が変化し、この 変化によって網膜に入った光が電気信号に変換し、シナプスを介して視神経を経て脳に伝達され、それが視覚となります。

このロドプシンはものを見るたびに複雑なタンパク質の変化を起こしますが、1万分の4秒で元の形に合成されて、 次の網膜に入った情報を脳へと伝達します。ロドプシンは夜間視力に深く関係し、夜間視力はロドプシンの 働きにより保たれています。

ブルーベリーの効果

目を使いすぎるとロドプシンの合成がスムーズにいかなくなりますが、ブルーベリーに含まれる赤紫色の色素成分であるアントシアニン は、ロドプシンの働きを補助する効果があると考えられています。 ブルーベリーは目に良い栄養素の代表的な栄養素であるので、サプリメントでも数多くの種類が販売されています。

カシスに含まれるアントシアニン

カシスに含まれるアントシアニンは毛様体筋の働きに深く関わっているとの研究があり、特に 長時間に渡って目を酷使した場合に起こる仮性近視の改善効果はブルーベリーに含まれるアントシアニン以上の 効果があると報告されています。

カシスに含まれる「デルフィニジン-3-ルチノシド」 という成分視神経の血管の血流を改善する作用があるので、毛様体筋の緊張を和らげ目の筋肉の緊張も緩和すると言われています。 この「デルフィニジン-3-ルチノシド」という成分はブルーベリーのアントシアニンには含まれていない成分です。

アントシアニンの抗酸化作用

アントシアニンは強い抗酸化作用を持つ「ポリフェノール」の一種であるので、 人体に有害な活性酸素の除去にも役立つ優れた成分です。アントシアニンが含まれる ブルーベリーもカシスも目の健康だけでなく、健康全般に役立つ優れた成分と言えそうです。