目の構造はカメラの構造に例えられます。
角膜と水晶体がカメラのレンズで、虹彩が絞り、網膜がフィルムというようにカメラの構造と良く似ているからです。
人が遠くの景色を眺めた場合、光の平行光線として眼に入り、角膜と水晶体の凸レンズ効果で光が曲げられ、
網膜にピントが合わさり景色を見ることができます。
このように遠くにピントがあった状態で、急に近くを見るとピントが遠くの景色に合っている状態なので
始めはぼやけてよく見えません。
そこで、ピントを合わせるために水晶体が厚みを増し凸レンズ効果により光の曲がり方が強めらることで
網膜の後ろに合っていたピントが網膜上に矯正され、近くのものをはっきりと見ることができるようになるのです。
1.毛様体
2.角膜
3.水晶体
4.硝子体
5.網膜
水晶体は毛様体のチン小帯という組織に引っ張られることでピントを合わせます。
近くを見るときは毛様体が緊張することで水晶体の厚みが増し、遠くを見るときは毛様体の緊張が緩み
水晶体が薄くなることでピントを調節しているのです。
通常近くを長時間見ていると眼精疲労が起こり、ピントを調節する毛様体の緊張が強まるので、遠くを見たときにピントが合わず 景色がぼやけてみえます。これは毛様体の緊張が取れず水晶体が肥厚したままになっているために起こる 一時的な近視状態です。これを仮性近視(偽近視)といい、仮性近視は一時的な症状なので遠くを見たり眼を休めたりすることで 自然に回復します。
