視力とは?
ランドルト環の認識能力

ランドルト環 ▼  一般的に視力とは2つの点が離れていることを見分ける能力のことを指します。 この視力の測定方法は平仮名やランドルト環という記号を用いて測定します。( ランドルト環とは学校の保健室などに置いてあるアルファベットの「C」の字のような記号のことです。)

実際の視力の測定は5メートル離れた距離から7.5ミリメートルの直径で、1.5ミリメートルの切れ目の識別を 60〜80%認識することができれば視力1.0となり、視力1.0のランドルト環を10倍にした7.5センチの ランドルト環しか見えない場合は10分の1の視力である0.1と定めています。

視力低下要因

▼ 視力が低下してしまう原因は様々ですが、一般的な近視や老眼の他にも白内障のように角膜や水晶体、硝子体に 混濁がある場合は物を認識するために必要な光の通過がうまくいかず、網膜まで光が届かないので視力は 低下してしまいます。その他、網膜の視細胞、視神経や脳に問題があるケースでも視力は低下し、 眼精疲労によっても視力は低下します。

視力の種類

▼  視力は測定方法によって様々な視力に分類されます。

  1. 裸眼視力・・・メガネやコンタクトレンズなどの視力矯正を行う器具を使用しない視力を裸眼視力といいます。
  2. 矯正視力・・・メガネやコンタクトレンズなどの視力矯正を行う器具を使用した時の視力を矯正視力といいます。
  3. 片眼視力・・・片方の目の視力を片眼視力といいます。両眼視力よりも若干視力が落ちます。
  4. 両眼視力・・・両方の目の視力を両眼視力といいます。片眼より若干視力が良く、乱視の場合にこの傾向が 強くなります。
  5. 近見視力・・・近距離視力表を使用して目から30cm離れた距離を見る視力を近見視力といいます。
  6. 遠見視力・・・通常の視力検査のように5メートル離れた距離から測定した視力を遠見視力といいます。
  7. 静止視力・・・静止している物を見る視力を静止視力といいます。
  8. 動体視力・・・動いているものを見る視力を動体視力といいます。動体視力には横方向の動きを測定するDVa動体視力と 縦方向の視力を測定するKVa動体視力があります。動体視力は球技や格闘技などのスポーツ選手は特に重要視 される視力でトレーニングにより動体視力は向上します。
  9. 中心視力・・・一般的にいう視力で網膜黄斑部中心窩で見た最も良い視力です。
  10. 中心外視力・・・網膜黄斑部中心窩から外れた視力で中心視力に比べて非常に視力が落ちます。